「小松原沙織の夜間飛行」10月の放送はいかがでしたでしょうか?
引っ越し後、初のリモート収録!
広くなった自宅音楽室からお届けしました。
アップライトとコントラバス2本置いても広々していて快適です。
「今注目!」のコーナーでは、新譜リリース直後で話題のルイス・コール
私自身、ルイスのMVがきっかけで一気にハマったのですが、
音楽だけでなく見せ方も本当にうまいなぁ〜と思わせるアーティスト。
確か初めて知ったのは、
ジェネヴィエーブ ・ アルタディとのデュオ「ノウワー」のこの動画だったと思います。
音のかっこよさと、飾り気のないDIY的な映像のギャップがたまりませんね。
この一軒家でのスタジオライヴシリーズが最高です!
ルイスのMVといえば、このシュールなダンスが必見。笑
速いパッセージを喉仏を手で叩きながら歌うパフォーマンス、
この曲でもやってますが初めて見たときはやられた〜!と思いましたね。
エキセントリックなものばかりでなく、「シングス」のようなメロウな曲も本当に素晴らしいんですよね。
振り幅の広さには本当に感服です。
番組では触れませんでしたが、
スナーキー・パピーのライヴにゲストでノウワーが出演しているこちらも
最高にクールなので是非ご覧ください!
ルイスの12月のジャパンツアーは即完売してしまいましたが、
追加公演が発表されて今チケット予約受付中ですよ〜!
(もちろん私も申し込んでいて、結果がドキドキです・・・今度こそは当たらないかなー!)
今年の4月にサンダー・キャットのライヴで、ドラマーとして生のルイスを観れたのですが、
シンガーソングライターとしてのルイスも生体験してみたいです。
というかメインの楽器がドラムのシンガーソングライターって珍しいですよね。
続いて懐かしコーナーでは、クリーデンス ・ クリアウォーター ・ リバイバル
4年余りという 短い活動期間に アルバムを7枚発表し、18曲がチャート入りした 伝説的なバンド。
カントリーと ブルースが絶妙に混ざり合う、 アメリカンロックの原点!
セカンドアルバムからシングルカットされた「プラウド・メアリー」で一躍有名に。
エルビスやティナ・ターナーなどがカバーしています。
最高傑作とも言われている4枚目のアルバムから、「ダウン ・ オン ・ ザ ・ コーナー」
わずか10ヶ月の間に3枚アルバム出して、全部プラチナアルバム認定されているって、
今考えても本当にすごいですよね・・・
最後は、CCRを語る上で欠かせない「雨を見たかい」
日本では車のCMに使われていたのもあるからか、
CCR世代ではない私が聴いても懐かしいなぁ〜ってしみじみします。
こちらはCCRの結成50周年を記念して発表された短編映像作品。
そしてこまつおすすめコーナーは、
あらゆる世代の音楽ファンを虜にするヴレア・グルーヴの巨匠、ロイ ・ エアーズ
私はロイの大ファンで、海外アーティストで足を運んだ回数ナンバー1がロイなんです。
(来日頻度が高いという理由もありますが)
ヴィブラフォンの腕前は超一流でジャズミュージシャンとして分類されることが多いですが、
「ユビキティ」名義の時代に残した名曲を中心にお届けしていきます。
“サンプリング・ソース 奇跡のトラック”といわれ、 数多くの楽曲で使用されている
「ウィー ・ リブ ・ ブルックリン ・ ベイビー」
ギターとヴィブラフォンのユニゾンフレーズがミステリアスですよね。
「ミスティック ・ ヴォヤッジ」もロイの代表曲ですが、インスト曲。
ロイの華麗なヴィブラフォンが炸裂してます。
最後はレア・グルーヴの傑作と呼ばれている「サーチング」
リリースから50年近く経っていますが、いつ聞いても本当に名曲だなと思います。
サウンドのざらついた古さはあるけど、新しささえ感じさせるような。
こちらも多くのアーティストにサンプリング、カバーされています。
「ロイ」のすごいところって、超一流の演奏テクニックを持っていながら、
ヴォーカリストに徹したり、 キャッチーな曲を作ったり・・・
誰よりも客観的な視線を持ちながら音楽を作っていった人なんだと思います。
その結果、名盤、ヒット曲を数多く残しているんですね。
来月はロイ・エアーズ後編をお届けしますので楽しみにしていてくださいね。
次回の放送は11月27日、日曜日の深夜にお会いしましょう!
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