小松原沙織の夜間飛行、10月の放送はいかがでしたでしょうか。
今回も東京の自宅からリモート収録でお届けしました。
まずおすすめコーナーは、
今7年振りの来日ツアー真っ最中の「エスペランサ ・ スポルディング」
私も昨日の11月1日、ブルーノート横浜での公演を観ましたが、
これまで感じたことのないような余韻に浸ってしまうほどの素晴らしいパフォーマンスでした。
いやぁ凄かったです。本当に。
来月もラジオでエスペランサの特集をするので、ライヴの感想はまたそのときに・・・!
話を戻して、10月のラジオではエスペランサ初期の、
アコースティックサウンドのアルバムからお聞きいただきました。
技術的には相当難しいことをしているのに、
それを感じさせずに音楽的な深さを極めているのは彼女の本当にすごいところ。
これベース弾きながら歌ってるなんて信じられないのですが、それくらい良い意味でナチュラルなんですよね。
来日ライヴでも聞かせてくれた、エスペランサの代表曲。
そして、編曲家としての才能が開花したといわれる、室内楽のサウンドを取り入れた作品から。
現代的なアプローチをふんだんに取り入れつつも、ジャズが軸になっている独特な世界観になっています。
次回のエスペランサ後編もお楽しみに!
続いて懐かしコーナーでは、ジャズ ヴォーカルの女王、「サラ ・ ヴォーン」
日本では特にテレビでよく耳にするこの曲でお馴染みですね。
この曲は多くのアーティストが歌っていますが、スキャットで始まりスキャットで終わる
サラのバージョンは、あまりにも有名です。
60年代後半になると、ジャズは 不況時代。
レコード契約がない 不遇の時期もありましたが、ポップスに挑戦しヒットを出し続けていました。
サラ ・ ヴォーンはピアノもとっても上手。だからでしょうか、
歌が ピアノのフレーズに とても近いんですよね。
豊かな声量と抜群のテクニックが炸裂しています。
Q 次の放送は、11月24日。
日曜日の深夜にお会いしましょう!
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