CBCラジオ『小松原沙織の夜間飛行』11月の放送

小松原沙織の夜間飛行、11月の放送はいかがでしたでしょうか。
今回も東京の自宅からリモート収録でお届けしました。

今、注目!コーナーでは、先月に引き続きエスペランサ・スポルディング特集でした。

今月は、これまでのアコースティック・サウンドから一変、
ポップでキャッチーな作品になったこちらの作品から。

とはいっても、複雑なパッセージの歌で高度なテクニックを駆使しているのに、
そう感じさせないのはさすがとしか。

次の曲は、ありそうでなかった独特の世界観のこちら。
コード進行や構成、 メロディ・・何をとっても予測不可能だけど、
ひとつの歌ものとして完成されているのが素晴らしいですよね。

最後は、オーケストラをフィーチャーしたこれまでとは違った印象の曲。
アルバムを出す度に斬新でコンセプチュアルな作品を作って、
クオリティーを維持し続けているのが本当にすごい。。

番組でもお話ししましたが、11月1日、ビルボード横浜でエスペランサの来日公演を観ることができました!

編成はコンテンポラリーダンサー2名と、ドラム、ギター、エスペランサという5人編成。
エスペランサは曲によってピアノやアコギを弾いたり、時には楽器を持たずに踊ったり!
音楽的な完成度は言うまでもないのですが、枠にとらわれずに表現する姿がすごく良かった。

番組ではオンエアしませんでしたが、セットリストの中で個人的なハイライトはこの曲でした。

もうなんというかしばらく立てそうにないようなすごい余韻でした、、

懐かしコーナーは、
1996年、病に倒れ33歳の若さで亡くなったエヴァ・キャシディ

彼女が世界に知られるようになったのは、亡くなってから4年後。
イギリスのラジオ番組で取り上げられた、この曲のカバーがきっかけでした。

生前の「エヴァ ・ キャシディ」はなぜ無名だったのでしょうか。。

デビューするチャンスはあったものの、
幅広いジャンルを歌っていた彼女を、レコード会社はどのように売り出せばよいのか分からなかったのです。

ジャンルを絞ることを助言されたエヴァは、納得できず契約を拒否。  
多くの歌手やミュージシャンが持つ、野心や欲を持っていませんでした。

96年の1月、 亡くなる10か月前に、
ラストライブと同じジャズクラブで行われた伝説のライブから。

クロージングは、ビル ・ エバンスの「マイ ・ フーリッシュ ・ ハート」

1949年に公開されたアメリカ映画の主題歌で、
今では ジャズのスタンダードナンバーになっています。。

1961年、ニューヨーク、 ヴィレッジ ・ ヴァンガードでのライブ録音。

次の放送は、12月22日。
日曜日の深夜にお会いしましょう!

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