小松原沙織の夜間飛行、9月の放送はいかがでしたでしょうか。
今回も、東京の自宅からリモート収録でお届けしました。

オンエアからピックアップして、ブログでも放送曲をご紹介します。
今、注目のコーナーでは、生前に評価されず、
死後に再評価された孤高のシンガー・ソングライター、ニック・ドレイク
先月に続き、今回は後編をお届けしました。
まずは、セカンドアルバムから。
改めて、ドレイクの残した3枚の作品の中で、このアルバムは異例というか、
商業的な成功に至らなかった彼なりのチャレンジだったんだなと思います。
本人は不本意だったそうですが、私は大好きな作品です。
続いて、サードアルバムから。
ドレイクの代表曲となった「ピンク・ムーン」は、リリースしてから28年後に車のCMに採用されました。
こちらは、亡くなってから発表された曲。
弾き語りのデモ音源にオーケストラアレンジが施されていて、
この生々しくて未完成なサウンド、グッと引き込まれる美しさがあると思います。
ライヴやメディア出演をほとんどしていなかったドレイク。
もしも人前に出てたくさんパフォーマンスをしていたら?どうなっていたんでしょう。
懐かしコーナーでは、カナダを代表するシンガー、ホリー・コール
様々なジャンルを独自のスタイルで再構築し、一つのカテゴリーに当てはめることができないアーティスト。
日本ではデビューアルバムになった、セカンドアルバムから。
映画「バグダット・カフェ」の主題歌のカバーでご存知の方も多いと思います。
チャップリン作曲の名曲「スマイル」。見事に歌のスタイルを変えていますよね。
サードアルバムも、プラチナディスクとなりました。
素晴らしい表現力とハスキーな歌声です。
次の放送は、10月26日。
日曜日の深夜にお会いしましょう。


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