放送が終わってもう7月、1年の半分が終わり、自分の誕生日も控えているので、
時の流れがめちゃくちゃ早いぞ〜と実感するのがこの時期ですね。
「小松原沙織の夜間飛行」6月の放送はいかがでしたか?
直前にナイターの中継放送があったため、放送時間が遅れてのオンエアでした。
こういうのも夏を感じさせますね。
今回も、東京の自宅からリモート収録でお届けしました。

番組の構成を変えて、ブラック・ミュージックを語る上で絶対に外せない、
「ニューソウル四天王」のひとり、ダニー・ハサウェイを大特集しました!
このブログでは、オンエア楽曲の一部をご紹介します。
ブラック・ミュージックにのめり込んだ人の中でも、
ダニーは特別、という人は多いかと思います。私もそのひとり。
まず最初は、セッション定番曲にもなっている「ゲットー」
オンエアではスタジオ版をお聴きいただきましたが、たった2つのコードを行き来するシンプルな構成の中で、
ダニーの歌うようなエレピプレイが映えています。
こちらのカバー曲は、ビリー・プレストンのカバーを本人が聞いて、
衝撃を受けてその場に立ちすくんでしまったエピソードは有名ですね。
ダニーの弾くといえばエレピ(ウーリッツァー)というイメージが強いですが、
この曲でもソロを堪能できるオルガンプレイも素晴らしいです。
(そういえばアレサのアルバムでもダニーがオルガンを弾いている曲があります)
続いて、ロバータ・フラックのデュエット・アルバムから。
ダニーのキャリアの中で、商業的に最も成功したのはこの作品でしょう。
そして、最高傑作とも称されているサードアルバム(↓の動画のサムネイルはベスト盤ですが)から。
改めて、歌の説得力、強さを感じます。
私がダニーのスタジオ作品一番好きな、こちらの曲。
ゴスペル、クラシック、ソウルの見事な融合は圧巻。
目を閉じてじっくりこの曲に向き合うと、ほんと涙が出てきます。
「原曲よりもダニーのほうが好き」という人も結構いる、マーヴィン・ゲイのカバー。
オンエアでは、私がピアノを弾きながらコードアレンジの解説をさせていただきました。
本当に秀逸なアレンジで、改めてこのカバーのすごさを感じます・・
こちらはキャロル・キングのカバー。
大胆だけれども決して嫌味がなく、音楽的な崩し方が完璧ともいえる歌のフェイク。
これもダニーの魅力のひとつで、誰の曲を歌っても自分のものにできてしまう理由ですね。
精神的に問題を抱えていたダニーをロバータ・フラックが熱心に誘い、
制作された二枚目のデュエット・アルバムから。
この曲を録音した夜に亡くなってしまったなんて、曲を聞いていると信じられないですが・・
この後も生きていたらと思わずにはいられません。
最後は、ダニーの実の娘であるレイラ・ハサウェイが50年の時を超えてリリースした、クリスマスソング・
20代だったダニーと、53歳のレイラの歌声が重なった共演。感慨深いですね〜
デビューしたての頃は親の七光りなんて揶揄されていたレイラですが、
実力が評価され、今ではトップシンガーとしての地位を確立。
私も一度生のライヴを観ていますが、本当に素晴らしいアーティストです。
親譲りの声質というか・・
やっぱり歌声に含まれる倍音みたいなものはダニーを彷彿とさせるなというのは感じます。
鍵盤を弾きながら歌うアーティストはたくさんいるし、
私はそういう人がやっぱりお気に入りな傾向があるんですが。
クラシックが背景にあるダニーのプレイは、やっぱり音楽的な豊かさがよく現れているなと思います。
次の放送は 7月26日。
日曜日の深夜にお会いしましょう。

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